えびアボカドちゃんを漫画にしてみた!

スシの精霊 えびアボカドちゃん 表紙

スシの精霊 えびアボカドちゃん:1皿

スシの精霊「えびアボカド」ちゃんと鶴美君の、ほのぼの日常漫画。です。
かえるの王国で初のオリジナル作品だよ!ひゃー。

漫画の黒髪が難しい。
具体的には…黒髪に入れる光。
白色をシャッシャウニャウニャーって適当に入れると
あかんね、美しくないんよね。

今回のことをきっかけに、
プロの方々の黒髪に入る白い光を意識して見てみた。
いろんな光の入れ方があって凄い発見だったよ!

なので、わたくし的、黒髪に当たる光の描き方ベスト3発表!
※私の手持ちの漫画からであります。

1:小畑健先生
環境と心境に合わせて使い分けている黒髪光の演出!
人物線の1本1本が、入りから抜きまできれいなの。
その線で縁取ったであろう、黒髪の中の光。
線のエッジを目で追うだけで、
気が飛んじゃいそうなくらい…
きれいだと思った。

2:森薫先生
ペン入れLOVEって感じの線。
ペン先から出るインクの強弱を楽しんでいて、
音楽が聞こえてきそうなくらい、
リズムカルなペンタッチ…に見える。
その、ノリノリなペン入れリズムが
黒髪光にあらわれていて…
見ているだけで、わくわくして心拍数があがっちゃう。

3:井上雄彦先生
バガボンドの筆タッチがすごいと思った!
筆の抜きで表現される光と躍動感あふれる毛先!
感動する黒髪光の表現はないですが、
上の二人の先生の光を表現する場合、
参考になりそうな筆タッチだな~と思うの!
まあ…わたくしはデジタル漫画なんですけど。にょほっ。

以上の先生が…
凄い技術だなーと…
個人的に感じたであります。

脱線しますけど、
わたくし生の線画で感動したことがありまして、
帰ってきた浮世絵展で見た絵と、
先日いった仏頭展の扉絵なんですけど…
絵じゃなくて、線をみて毛穴が開くくらい感動したでございます。
両作品とも作家さんの名前…わからんのですが、
いまだに、あのときの線を思い出したら
腹の底からなんかこみ上げてくる感動があるんよ。

線って…線って、線で表現する絵ってすごいって思う。
面で表現する絵もすばらしいけど…
対象と環境を分ける境界を決める線!
線画ってすげぇんよ。

だから、光を線で…描き出す技術って…
凄いことだと思ってきたんよ。

それをー生み出す人って…すごいーすごいーすごすぎるー!
世の中には、自分がしらないすごいひとがー
まだ沢山居るとおもうとー…あぁ~目が回る。

何が言いたいかってーと…
黒髪に当たる光の表現は難しかったってことかな。